本棚は捨てるより売却がオトク!高く売るコツや売れなかった本棚の処分方法もご紹介

目次

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電子書籍の利用者が増えていますが、やはり本や雑誌、マンガを手元において楽しみたいという人はまだまだ多いようです。

また、本棚・書棚・ブックシェルフは本を並べるだけでなく雑貨や物を飾る場所として使われることが多いなど、幅広く需要があります。

引っ越しや買い替えで要らなくなってしまった、あるいは、使っていない本棚を捨ててしまう前に、ぜひ、中古本棚の買取を試してみてはいかがでしょうか?

今回のコラムでは売却方法だけでなく、人気の家具ブランドのご紹介や、より高く売るコツ、売れなかった本棚の処分方法などもお伝えしていきますので、本棚を手放すか迷っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

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1.どんな本棚なら売れるの?

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本棚のサイズや種類、買い取ってくれるお店によっても買取価格は変動しますが、買い取ってもらえる本棚には特徴があります。

くわしく確認していきましょう。

①新しい・状態が良い本棚

他の中古製品全般にも言えることですが、もちろん傷や汚れ、がたつきのない、状態の良い本棚が買い取り対象となります。

また、状態が良い古いものよりも、新品に近い製品の方が高く買取されます。

※アンティークの本棚は古くても高額買取されることがあります。

使っていない本棚をお持ちでしたら、すぐに査定に出すのがおすすめです。

②家具ブランドの製品は高額買取が期待できる

お手持ちの本棚が有名な家具ブランドのものであれば、高額買取が期待できます。

多少の傷や汚れがあっても買取してもらえることがあるので、一度査定を受けてみるのがおすすめです。

有名家具ブランド

  • 天童木工
  • カリモク家具(Karimoku)
  • 飛騨産業
  • マルニ木工(maruni)
  • ウニコ(unico)
  • イデー(IDEE)
  • アクメファニチャー(ACME FURNITURE)
  • モモナチュラル(MOMO NATURAL)
  • カッシーナ(Cassina)
  • ドレクセル ヘリテイジ(DREXEL HARITAGE)
  • ハーマン ミラー(HermanMiller)など

  • 一方で、家具販売店の安価な大量生産品や組み立て式の本棚、ノーブランドの製品などは安価で買い取られたり、買取不可になることが多いです。

    まずはお手持ちの本棚のブランドを確認してみてください。

    ③人気のサイズやデザインのもの

    書斎に置くような、厚い板を使ったどっしりとしたタイプのものを「本棚」として想像する方も多いかもしれませんが、一口に本棚といってもこれだけの種類があります。

    • オープンラック
    • スライド式ラック
    • 回転式ラック
    • 扉付きラック
    • ディスプレイラック
    • マガジンラック
    • コーナー式本棚
    • 壁面本棚
    • 押入れ本棚 など

    最近では漫画を日焼けやホコリから守ってくれる「スライド式」本棚や、雑誌や絵本の表紙をおしゃれに見せつつ収納ができる「マガジンラック」タイプの本棚などが人気です。

    人気のデザインのものであれば買い取ってもらいやすくなります。

    また、大きなサイズのものは運搬や置く場所に困ったり、地震で転倒する可能性もあることから、最近では薄手の板を使ったよりシンプルなスタイルの本棚が人気となっています。

    お手持ちの本棚が新しく、さらに人気のタイプやサイズ感のものであれば、ノーブランドのものでも買い取ってもらえる可能性があります。

    しかし、その場合でもかなりの安価で買い取られてしまう可能性があることを頭に入れておくといいでしょう。

    2.高価買取のコツをご紹介!

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    まだ状態の良い本棚や有名家具ブランドから販売された本棚など、今まで大切に使ってきた本棚を処分するなら、できるだけ高値で売りたいものですよね。

    ここからは、本棚をより高く買い取ってもらえるコツをご紹介します。

    査定に出す前にはぜひ一度、確認してみてください!

    要らなくなったらすぐ売るのが大事

    本棚はサイズの大きいものだと持ち運ぶのが大変ですし、売りに行くのも面倒だし、と放置している方は多いかもしれませんが、本棚は「要らない」と判断した時点ですぐに査定に出すのがおすすめです。

    「1.どんな本棚なら売れるの?」でもお伝えしたように、本棚のデザインやサイズには流行があります。

    アンティーク家具は別として、流行を過ぎた古い家具は買取価格が時間が経つごとに低くなっていきます。

    また、本棚を放置していると日焼けで色落ちしたり、湿気のある所に置いておくことでカビが生えてしまうなど、劣化してしまうこともあります。

    そうなると、安く買い取られるどころか、買取不可になって持ち帰ったり、処分費用を支払う羽目になってしまうこともあるんです。

    今、状態が良い本棚をお持ちであれば、すぐに査定をうけてみるのがおすすめです。

    見た目がきれいだと買い取り価格アップ!

    本棚はそのままでも査定に出せますが、見た目がきれいなもののほうが買取価格がアップします。

    できれば事前にほこりや汚れを拭き取るなどのメンテナンスを行いましょう。

    しかし、無理に手入れを行うと、薬品や洗剤によって色落ちしたり、傷が付いたりして逆効果になってしまうことも。

    本棚によっては取扱説明書にお手入れの方法が書いていたり、ホームページにメンテナンス方法が記載されていることもあるため一度確認してみてください。

    付属品が揃っていると査定で高評価

    本棚を購入した際についていた付属品をお持ちであれば、揃えて査定に出すことで査定額アップが期待できます。

    付属品には取扱説明書やラック用のパーツ、棚板などがあり、ブランド家具やデザイナーズ家具であれば保証書や証明書がついていることもあります。

    すでに処分してしまったり失くしてしまった、ということもあるかと思いますが、できるかぎり探しておくのをおすすめします。

    複数の店舗で査定を受ける

    手間はかかりますが、より高く売りたいのであれば複数の店舗で査定を受けて買取額を比較するのがおすすめです。

    買取金額は一定ではなく、店舗や査定する人によっても変動します。

    店舗によって数千円以上、買取金額に差が出ることもあるので、できれば複数の店舗に査定を依頼してみましょう。

    忙しくて難しい場合は、ネットでお手持ちの本棚のだいたいの中古価格を調べておくのがおすすめ。

    大体の買取価格を知っておくことで、中古相場よりも低い価格で買い取られるのを防ぐことができますよ。

    3.状態の良い本棚の処分方法

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    「どんな本棚なら売れるのか」「もっと高く売るコツ」についてお伝えしてきました。

    ここからは実際に、状態の良い本棚や有名ブランドの本棚を売却する方法について具体的に確認していきます。

    売却以外にも譲渡の方法も取り上げていますので、ご自身の状況や希望、お手持ちの本棚に合わせた方法を選んでみてくださいね。

    ①リサイクルショップに売却

    不要になった本棚は、リサイクルショップに売却することで処分ができます。

    リサイクルショップであれば本棚だけでなく衣類や家電、書籍などさまざまな不用品を同時に売却することができて便利です。

    車や人手がなくお店まで持ち運ぶのが難しい、という場合は宅配買取出張買取を利用すれば自宅にいながら査定をしてもらうこともできますよ。

    また、リサイクルショップでは大量生産品やノーブランドの本棚でも、状態が良ければ買い取ってもらえることもあります。

    かなり安値での買取になるかもしれませんが、費用を払って捨てるよりはお得に処分ができます。

    リサイクルショップでは一律で買取価格を設定しているところも多いため、査定を依頼した家具が希少なものであったとしても配慮されず、安く買い取られる可能性があります。

    リサイクルショップに査定に出す場合は、事前に家具の買取相場などを調べて、安く買い取られるのを防ぎましょう。

    ②家具買取専門店に売却

    高級ブランドやデザイナーズの本棚であれば、リサイクルショップよりも家具の専門店で売却するのがおすすめです。

    家具の専門店であれば、本棚をはじめとした家具に詳しいスタッフが価値に合わせて査定してくれるので安心して査定を受けることができます。

    また、家具の修理をしているお店を選べば、修理して再販が可能なので多少の傷や汚れがあっても買い取ってもらえることもありますよ。

    家具の専門店は数が少ないのがネックですが、宅配買取、出張買取に対応しているところも多いので一度探してみてはいかがでしょうか。

    出張買取や宅配買取を利用する場合は、

    • 出張対応エリア内か?
    • 出張費用の有無
    • 査定後のキャンセルが可能か?
    • 送料や返送料は自己負担か?
    • 振込手数料の有無

    と言った点をあらかじめ確認しておきましょう。

    また、家具買取専門店では安価な家具やノーブランドの家具などはほぼ買取不可になります。

    その場合はリサイクルショップかフリマアプリ・ネットオークションを利用するのがいいでしょう。

    ③フリマアプリ・ネットオークションに出品する

    フリマアプリやネットオークションでも、本棚は売却することができます。

    自分で値段をつけることが可能なので、需要があれば思った以上に高値で本棚を売却できることもあります。

    リサイクルショップや家具買取専門店で思っていたよりも買取額が低かった、という場合にはフリマアプリ・ネットオークションを試してみるのもありでしょう。

    フリマアプリやネットオークションの出品から取引終了までの手順は以下の通りです。

    1. アカウントを取得する
    2. 売りたい本棚の画像を撮影
    3. ブランド・アイテム名・使用期間・傷・汚れなどの情報を入力
    4. 金額を設定して出品
    5. 購入者が現れたら連絡を取り発送手配
    6. 購入者に届いたら評価する

    フリマアプリ・ネットオークションは出品も簡単ですが、本棚の場合は梱包と発送に手間がかかるのがデメリットです。

    サイズが大きく重量もある本棚の場合、自分で梱包・発送作業をするのが難しければ、有料のサービスを利用することもできます。

    大手フリマアプリのメルカリでは「梱包・発送たのメル便」というサービスを実施しています。

    梱包・発送たのメル便は集荷・梱包・搬出をすべてプロにおまかせ出来るサービスで、大型家具を梱包したり、運び出したりといった手間がかからず便利です。

    しかし、そのぶん料金がかかるので、価格設定時にはそれもふまえた上で売却金額を設定しなければなりません。

    そのほか、

    • 売れた際は手数料がかかる(メルカリでは売却金額の10%)
    • 売れるまで時間がかかる場合がある

    といったデメリットもあるため出品の際は注意が必要です。

    ④人に譲る・ジモティーを使う

    売るほどの本棚ではないけど捨てるのはもったいない、誰かに使ってもらいたいという場合は、本棚を人に譲って使ってもらうという方法もあります。

    相手が欲しがっていないのに無理やり引き渡したり、状態の悪いものを譲ってしまうと、譲渡時に要る要らないのトラブルになることも考えられます。

    きちんと相手の承諾を取り、できれば事前に家具の状態を目で見て確認してもらうのがおすすめです。

    事前に確認してもらえなかった場合は、できる範囲で清掃したり、メンテナンスを済ませた本棚を渡すようにしてトラブルを防ぎましょう。

    まわりに譲る人がいない場合は、SNSやジモティーを使って譲り先を探すこともできます。

    ジモティーとは、不用品を「譲りたい」「譲ってもらいたい」人が無料で利用できる掲示板です。

    フリマアプリやネットオークションと同じようにスマホで簡単に出品ができ、無償で譲る以外に価格をつけることも可能。

    ジモティーは本棚を譲渡や売却できた場合も手数料がかからず、手渡しとなった場合は送料・梱包が不要になるのが大きなメリットですが、そのぶん

    • 取引の打ち合わせはユーザー同士で行う
    • 最寄り駅や住所など個人情報を伝えなければならないことも

    といった点がデメリットとなっています。

    すぐに譲り先が見つかるとは限らないため、急ぎの処分には向いていない手段です。

    4.売れなかった本棚の処分方法

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    残念ながら、古かったり傷があったりと状態の悪い本棚、ノーブランドの本棚などは買取不可になるケースも多いです。

    ここからは買い取ってもらえなかった本棚の処分方法について、くわしく解説していきます。

    ①自治体のごみ回収で処分する

    まずご紹介するのは自治体のごみ回収を利用して、本棚を捨てる方法です。

    もちろん誰でも利用できる方法ですが、

    • 素材やサイズによって捨て方が違う
    • 自治体によって分別・捨て方のルールが異なる

    という点に注意が必要です。

    お手持ちの本棚のサイズや素材、お住まいの自治体のごみ捨てルールをよく確認してから処分をする必要があります。

    とはいえ、卓上に置くようなミニ本棚・ラックなど例外はあるものの、多くの本棚は粗大ごみの規定サイズ以上(30センチ角または50cm角)のものなので、粗大ごみとして捨てるとしている自治体がほとんどです。

    粗大ごみとして本棚を捨てる方法を、具体的な自治体の例も挙げつつ確認してみます。

    粗大ごみとして捨てる

    粗大ごみの規定サイズ以上(30センチ角または50cm角)の本棚は、素材に関わらず粗大ごみとして処分ができます。

    ※あまりにサイズが大きすぎるものは引取不可の場合もあります。詳しくは自治体のホームページ等をご確認ください。

    粗大ごみの収集は、事前予約制をとっている自治体が多いです。

    予約なしに回収場所に出しても引き取ってもらえないため注意しましょう。

    今回は愛知県名古屋市の粗大ごみ回収の申し込みの手順とかかる費用を例としてご紹介します。

    愛知県名古屋市の申し込みの手順は以下のとおりです。

    1. 電話かインターネット受付で事前予約を取る
    2. 手数料を予約時に確認しておく
    3. 手数料納付券を指定販売店(スーパーやコンビニなど)で購入する
    4. 手数料納付券を粗大ごみに貼りつける
    5. 指定場所へ運び出して完了

    名古屋市では事前予約の期限は収集日の7日前収集日は月1回となっています。

    費用については、

    • 高さ120センチ未満かつ幅90センチ未満の書棚・・・1,000円
    • 高さ120センチ以上または幅90センチ以上の書棚・・・1,500円

    というふうにサイズによって違っています。

    (参考:名古屋市|粗大ごみ手数料のめやす

    金額や収集場所が不安な場合は、予約の際に問い合わせておくと安心です。

    ※お住まいの地域によって手順や手数料は異なりますので、詳しくは自治体のホームページをご確認ください。

    処理施設まで持ち込む

    粗大ごみ回収の日が待てない、自分で搬入用の車を用意できるという方であれば「自治体のごみ処理施設に本棚を持ち込む」という方法もあります。

    こちらも愛知県名古屋市を例に挙げ、ごみ処理施設に本棚を自己搬入する際の手順を確認してみましょう。

    1. 事前に処分するものを「可燃ごみ」と「不燃・粗大ごみ」に分別する
    2. 車に処分するごみを積んだ状態で、お住まいの区の環境事業所で受付を行う
    3. 環境事業所で自己搬入する処理施設を教えてもらう
    4. 指示された場所まで自分で搬入を行い、ごみも自分で車から降ろす
    5. 計量を行い、手数料を支払う

    処理手数料は10キログラムまでごとに200円となっています。

    本棚の重さによって処分金額は異なりますが、重さによっては個別回収よりも安く処分ができることも。

    支払い方法はカードや電子マネーは不可で、現金のみになるので注意してください。

    愛知県名古屋市では予約は必要ありませんでしたが、自治体によっては事前予約が必要な施設もあるので、利用する前にはよく確認しておきましょう。

    費用は安いものの、回収場所に出すにしても処理施設に持ち込むにしても、必ず本棚を持ち運び家から出さなければならないという点で、一人暮らしの方や人手がない方には難しい方法といえるかもしれません。

    分解して可燃ごみか不燃ごみに

    粗大ごみ回収は捨てる頻度が少ないし、手数料を払いたくない!という場合には、「本棚を解体して出たパーツを可燃ごみ、または不燃ごみとして捨てる」という方法もあります。

    この方法で本棚を捨てるのであれば、自治体指定のごみ袋を購入する費用以外はかけず、頻度の多い「可燃ごみ」「不燃ごみ」の回収日に本棚を捨てることができます。

    しかし解体には時間と手間がもちろんかかりますし、それ以外にも

    • 解体にはノコギリやドライバーなど複数の工具が必要
    • 床や壁を傷つけないよう養生する必要がある
    • ケガの可能性
    • 騒音が出てご近所トラブルに発展する可能性も
    • 分解した木材・パーツをそれぞれ細かく分別して捨てる必要がある

    といったようなデメリットがあります。

    大きな本棚は解体するとなると広い場所が必要になり、また、ノコギリを使用することからケガや家の破損の可能性が高まります。

    無理せず、自分にできる範囲で作業をするようにしましょう。

    工具を持っていたりDIYに慣れている、時間に余裕があり、手間がかかってもいい方であればチャレンジしてみてもいいかもしれません。

    ②メーカーや家具販売店に引き取ってもらう

    古い本棚を処分し、新しい本棚に買い替える、ということでしたらメーカーや家具販売店で不要な本棚を引き取ってもらうという方法もあります。

    店舗によって引取の条件や方法、かかる費用はさまざまです。

    家具店条件費用
    ニトリ家具の指定はないが購入家具と同数量か同容量のもの税込4,400円
    IKEA引取ではなく買取サービスが利用できる
    IKEAの家具以外は不可
    無料
    無印良品家具の種類に条件があるので要確認。
    注文商品と同種かつ同数の不用品の搬出と引取が可能
    1点につき税込4,000円
    ナフコ対象商品で、購入商品と同種同量の商品であれば可無料
    東京インテリアサイズ、家具の種類に応じて回収費用が変わる2,000円~5,000円

    お店によってはそもそも引き取りを行っていないという場合も多いため、新しい本棚を買って古い本棚を引き取ってもらいたいとお考えであれば、事前に必ず確認をしておきましょう。

    新しい本棚の搬入と搬出を一気にしてもらえるので便利な方法ですが、

    • 本棚を買い替えた場合しか利用できないこと
    • 処分代金を支払わなければならない場合がある
    • 店ごとに条件がある

    以上のデメリットもあります。

    ③引っ越しであれば業者に引き取ってもらう

    引っ越しする機会に古い本棚を処分しようとお考えなのであれば、引っ越し業者に荷物の搬出と共に、不要な本棚を引き取ってもらうという方法もあります。

    引っ越しの忙しい時期に本棚をごみに出すのは面倒ですし、日程によっては粗大ごみ回収に間に合わない場合もあるかもしれません。

    その点、引っ越し業者にお任せできれば手間もなくなるので忙しい時には助かる方も多いでしょう。

    大手引っ越し業者のそれぞれの対応は以下の通りです。

    引っ越し業者不用品の引取対応
    サカイ引越センターエリア限定で対応。
    一部の地域のみ買取サービスもあり。
    アート引越センター回収不可
    クロネコヤマト回収不可
    ハート引越センター不用品引取サービス有。
    ※運搬料がかかる場合がある
    日本通運不用品回収はオプションなら可能
    ※地域によっては対応不可

    引っ越し業者への引取依頼は、引っ越しの場合しか利用できない手段であり、追加のオプション扱いとなると追加の費用がかかってしまう点がデメリットになります。

    業者によって料金やサービス内容に違いがあり、そもそもサービスに対応していない場合もあるため、事前の見積もりで確認しておくのが良いでしょう。

    ④不用品回収業者を利用する

    本棚が重たくて運び出せない、本棚以外の不用品もまとめて処分したい、という希望があれば、民間の不用品回収業者に回収してもらう方法もあります。

    ここまでお伝えしてきたさまざまな処分方法には、

    • 本棚を持ち運ぶ必要がある
    • 売却と廃棄を別々の方法で行わなければならない
    • 引き取りサービスを利用するのに条件がある
    • 粗大ごみは1つ1つに申請が必要(事前予約制の場合)
    • ごみ回収日(月1回~)を待たなければならない

    といったデメリットがありました。

    特に大きな本棚であれば一人で持ち運ぶのが難しく、捨てるものが多ければ多いほど労力も増えていってしまいます。

    その点、不用品回収業者に依頼すると、それらの問題をまとめて解消できます。

    不用品回収業者に依頼すれば、本棚の分別や粗大ごみ回収の事前予約はもちろん不要、粗大ゴミを運び出す手間も人手も必要ありません。

    スタッフに養生や梱包、大きな本棚であれば解体から搬出まで全ておまかせし、それを座って待っているだけで不用品の処分は完了となります。

    買取をしている業者に依頼すれば、不用品回収と共に査定と買取をしてもらい、よりお得に家具を処分できる可能性もあります。

    不用品回収業者に依頼するデメリットは?

    便利な不用品回収業者ですが、気になるのは費用面という方も多いと思います。

    確かに、本棚1つだけを不用品回収業者に回収してもらうとなると、費用は自治体でごみに出すよりも割高になりがちです。

    それがデメリットの1つと言ってもいいかもしれません。

    しかし、家電や衣類などほかにもたくさん処分するものがあった場合は定額パックやおまとめプランなどを利用することで、お得に不用品の処分ができます。

    業者は連絡したからといっていきなり作業を始めるわけではなく、事前に必ず見積もりを出してくれます。

    まずは見積もりを取ってみて、どれくらいの金額になるかを確認するのをおすすめします。

    悪徳業者に注意

    不用品回収業者には費用がかかるというデメリットのほかにも、悪徳業者がいるので注意しなければならないというデメリットがあります。

    「格安」「無料」という案内やチラシだけを見て適当に業者選びをすると、

    • 回収された不用品が不法投棄されてしまった
    • 無料と聞いていたのに、作業後に追加費用を請求された
    • 売却できるはずのものまで無料で持って行かれてしまった
    • 大切なものを許可なく捨てられてしまった
    • 養生せずに作業され、家の壁に傷がついた

    という被害に遭うこともあり大変危険です。

    これからお教えする業者選びのポイント2つをしっかり押さえつつ、正規の業者に依頼ができるようにしてみてください。

    まずポイント1つ目は「業者の資格の有無を確認すること」です。

    不用品を回収したり買取をする場合は資格が必要で、資格を持たないまま回収をしている業者は違法になってしまいます。

    そのため不用品回収業者のホームページには、必ず以下のような資格の記載があるはずです。

    一般廃棄物収集運搬業許可一般家庭から家具や家電、ゴミなどを回収する場合に必要
    産業廃棄物収集運搬業許可法人からゴミを回収する場合に必要
    古物商の許可回収した不用品を売ったり、リサイクル品の買い取りをする場合に必要

    これらの資格は「会社概要」のページの中に、「許認可」や「取得許可番号」などという項目で書かれていることが多いのでまずそちらを確認してみましょう。

    資格を持っている業者であれば、まず安心して依頼することができます。

    2つ目のポイントは、「見積もりを複数の業者からとって確認する」ということです。

    1社の見積もりをとっただけでは提案されたプランが適切な金額なのか?相場はいくらぐらいなのか? というのを判断するのは難しいですよね。

    複数の業者から見積もりをとれば、比較して料金相場を知ることができ、よりお得なプランを利用できるかもしれません。

    また、電話やメールだけで見積もりをとって、作業後に追加料金を上乗せしてくる業者もいるので実際に現地まで訪問して見積もりを取ってくれる業者を選びましょう。

    見積もりを提示された際は、追加料金が発生しないか、または追加料金が出る場合の条件などを確認しておくと回収当日のトラブルを防止できます。

    あとは口コミを見たり、見積もり時のスタッフの対応などを判断材料にできれば、より安心です。

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    5.まとめ

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    今回のコラムでは、不要になった本棚を高値で売却するコツや実際に売る方法、また売れなかった本棚を処分する方法まで詳しくお伝えしてきました。

    電子書籍が普及してきたことで紙の本は売れなくなってきている、とはいうものの、まだまだ本には需要があり、本を保管する本棚も中古市場で人気があります。

    特に新品に近いものや高級ブランドの本棚は高値で売れる可能性がありますので、不要になった本棚はすぐに売ってしまうのがおすすめです。

    今回ご紹介した、状態の良い本棚の処分方法は4つありました。

    1. リサイクルショップに売却
    2. 家具買取専門店に売却
    3. フリマアプリ・ネットオークションに出品する
    4. 人に譲る・ジモティーを使う

    売れなかった本棚を処分する方法も4つお伝えしました。

    1. 自治体のごみ回収で処分する
    2. メーカーや家具販売店に引き取ってもらう
    3. 引っ越しであれば業者に引き取ってもらう
    4. 不用品回収業者を利用する

    本棚の状態や、手間や時間をかけられるかによっても処分方法は違ってきます。

    重い本棚を持ち運んで査定に出し、売れなかった場合は捨てに行く・・・といった作業は忙しい方には面倒かもしれません。

    その場合は買取から処分までまとめてやってもらえる「不用品回収業者」を利用するのがおすすめです。

    本棚だけでなく他の不用品もまとめて回収可能で、即日対応可能な業者であれば、早くてその日に邪魔な不用品を処分することも可能です。

    無理して本棚や他の不用品を一人で運ぼうとすると、ケガをしたり床や壁に傷をつける恐れもあります。

    一人で本棚を処分しなければならない、他にも処分したいものがたくさんある・・・とお困りの方はぜひ業者の利用も検討してみてくださいね。