要らなくなった古い自転車の処分に困っている、という方は意外と多いのではないでしょうか。
新しい自転車に買い替えたり、車やスクーターを使い始めて自転車に乗る機会がなくなってしまった、あるいは故障して乗れなくなってしまったといった理由で、自転車をまったく使わなくなってしまうことがあると思います。要らなくなった自転車を処分しようと思っていても、どうやって処分すればよいのかわからないため、ついついそのまま置きっぱなしにしてしまうというケースは少なくありません。
要らなくなった自転車は、一体、どうやって処分すればよいのでしょうか?
今回は、自転車を廃棄処分するさまざまな方法についてご紹介します!
自宅の庭先や駐車スペースの奥に、あるいは、集合住宅の駐輪場に、さびついてタイヤもつぶれてしまったような自転車がいつまでも放置されているのを見かけることがあります。
タイヤのパンクを直して、さびを落としてメンテナンスをすればまだ使えるかもしれませんが、長い間放置されていた自転車を、また使えるような状態にするのはとても大変!時間や手間がとてもたくさんかかるので、修理してメンテナンスをして再び使うということは、実際はなかなか難しいようです。
そうなると、劣化してしまった自転車は廃棄処分することになります。
しかし、古い自転車の処分は手間がかかりそうなイメージがあるので、何とかしなければと思いながらもついついそのままにしてしまいがち!
置きっぱなしになった自転車は劣化が進み、ますます、片づけが面倒になってしまうという悪循環になってしまいかねません。要らなくなった自転車は、時間がたってしまう前にさっさと片づけてしまうことが大事です。
要らなくなった古い自転車の処分は、自治体に廃棄処分を依頼する方法と、自転車の販売店は不用品処理業者に処理を依頼する方法があります。
自転車は大きくて運ぶのが難しいので処分するのが大変そうに思えますが、実は自治体のごみ収集に「粗大ごみ」として出すことができます。
自転車を粗大ごみとして捨てられることは意外と知られていないのですが、とても便利なのでぜひ覚えておいてください。自力で運ぶことが難しい場合でも、自宅の前やすぐ近くまで回収に来てもらえるので、安心!費用もそれほどかかりません。
ただし、地域によっては対応してない場合があるかもしれませんので、ぜひ市町村のHPなどで確認してみてください。
そのほか、複数台ある場合や、より安く処分したい場合には、地域のごみ処理場に直接持ち込んで廃棄処分を依頼する方法もおすすめです。
要らなくなった自転車を粗大ごみに出す方法、持ち込み処分する方法について、詳しくご紹介します!
粗大ごみの収集方法は、ほとんどの自治体で「有料の個別収集」となっています。事前に申し込みが必要なので、電話またはネットから申し込みをしましょう。
名古屋市のケースについて、粗大ごみの出し方をご紹介します。
▶ 粗大ごみの収集日は月に1回
粗大ごみの収集日は地域ごとに決まっています。
電話での申し込みは、収集日の7日前までに行う必要があります(ネットからの場合は10日前まで)。期日を過ぎると、翌月の収集になるのでご注意ください。
▶ 申し込み方法
電話申し込みは「粗大ごみ受付センター」に電話をします。
電話番号:0120-758-530(フリーダイヤル)
受付時間:午前9時から午後5時
休み:土曜日、日曜日、年末年始(祝日は受付可)
ネット申し込みは「名古屋市粗大ごみ受付センター」にアクセス。24時間いつでも申し込みできます。
▶ 処理手数料の支払い方法
申し込み時に指定された金額分の、名古屋市指定の「手数料納付券(シール)」を購入します。
シールは、指定販売店(スーパー、コンビニなど)や環境事業所で購入することができます。
自転車の処理手数料:1台につき500円(※変更になる場合あり)
▶ 処分する自転車の出し方
処分する自転車に手数料納付券(シール)を貼り、収集日の朝、指定された場所に自転車を置きます。
立ち合いは必要ありません。
名古屋市では、粗大ごみを車でごみ処分施設に持ち込む「自己搬入」を受け付けています。地域によっては対応していないところもあるので、詳しくは各市町村のHPなどでご確認ください。
▶ 自己搬入の申し込み手続きについて
名古屋市の「自己搬入」手続きは2段階になっているので、ご注意ください!!
処理施設に行く前に、まず、環境事業所で手続きを行う必要があります。処分するごみ(この場合は自転車)を車に積んだ状態で、各地域の環境事業所に行き、処分するごみの内容を確認してもらいます。
その後、ごみ処分施設に行ってごみの処分手続きを行います。
<自己搬入の仕方>
▶ 自己搬入する場合の処理手数料
ごみ処分施設で処分するごみの計量を行い、10kgにつき200円の処理手数料をその場で、現金で支払います。
▶ 環境事業所
利用できる「環境事業所」は、地域ごとに決まっています。場所と受付時間をご確認のうえご利用ください。
▶ ごみ処分施設
名古屋市のごみ処分施設はごみの種類ごとに分かれており、粗大ごみの持ち込みは、港区の江破砕工場でのみ受け付けています。
次の章では、自治体のサービス以外の方法で要らなくなった自転車を処分する方法をご紹介します!
「もっとお得にお金をかけずに自転車を処分したい!」
「もっと簡単に手間をかけずに自転車を処分したい!」
そんな方におすすめの自転車の処分方法はないのでしょうか?
ほとんどの自転車販売店で、有料(無料の場合もあります)で不要になった自転車を引き取ってくれます。引き取り可能かどうか、事前に電話などで相談してみてください。
店舗によっては、新しい自転車を購入する場合に、要らない自転車を1台無料で引き取ってくれるサービスを実施していますので、自転車を買い替える場合は、ぜひネットなどで引き取りサービスの情報をチェックしてみてください!
要らない自転車を販売店に引き取ってもらう場合は、販売店まで持っていく必要があるという点に注意が必要です。
自治体の粗大ごみ収集の手続きが面倒、難しくてよくわからない!
要らない自転車を今すぐ処分したい!
家から自転車を運ぶことができない!
といった場合には、民間の不用品回収業者に回収を依頼する方法がおすすめです。
電話で申し込むだけで、希望の日時にすぐに回収に来てもらえます。
ただし、2000円~数千円程度の処理手数料が必要になってしまうので、申し込み時に料金を確認し、納得できた場合にのみ回収を依頼するようにしましょう。
ほかにも不用品がたくさんある場合は、まとめて回収を依頼することで、よりお得に処分することができます。また、自転車の状態が良ければ買い取ってもらえる場合もあります。
要らなくなった古い自転車を廃棄処分する方法について、自治体の粗大ごみ収集、ごみ処理施設への自己搬入、販売店での引き取り、民間の不用品回収業者に回収を依頼する方法などをご紹介した。ぜひ、参考にしてみてください!
回収内容についてお教えください。詳しくご記入いただくほど、制度の高いお見積もり可能です!
不明点等はスタッフが丁寧に確認いたしますので、まずは分かる範囲でお気軽にご記入ください。