引っ越しや模様替えなどでいらなくなってしまった絨毯(じゅうたん)、どうやって処分していますか?
食べこぼしなどのシミがついて汚れてしまった絨毯は廃棄処分するしかありませんが、まだ新しいもの、状態の良いもの、高級な絨毯などは、お金を払って廃棄処分するよりも、中古絨毯の買取がお得!ペルシャ絨毯など高級な絨毯は、中古でも高額での買取が期待できます。
絨毯の上手な処分方法、お得に買い取ってもらえる方法についてご紹介します。
自宅で使っていた絨毯って、売れるのでしょうか?
しっかりとメンテナンスされて、丁寧に使われていた絨毯であれば、絨毯を専門に取り合うお店で高値で買い取ってもらえます。ただし、ペルシャ絨毯や有名メーカーのブランド品に限ります。
一般的な絨毯でも、未使用、新品に近い状態のものであれば、リサイクルショップなどでの買取が可能です。
・破れ、すり切れているなどの破損がないこと
・目立つ汚れやシミがないこと
・においがついていないこと
・まだ使える状態であること
ただし、高級なペルシャ絨毯の場合は、多少の不具合があっても買い取ってもらえるケースがあるので、専門店で相談してみることをおすすめします。
たとえ高級な絨毯でも、破れていたりすり切れてしまっているものなどは買取できません。また、ペットなどの臭いがついてしまっているもの、目立つ汚れやシミがあるものも買取不可となってしまう場合があるようです。
ペルシャ絨毯などの高級品は中古でも買取が可能ですが、中には、ペルシャ絨毯とそっくりの中国製の絨毯や、化学繊維で織られた絨毯、機械織りの絨毯などもあり、このような絨毯はたとえ状態が良くても買取不可となってしまいます。
絨毯を廃棄処分するには、自治体のゴミ回収で粗大ゴミとして処分してもらいます。または、自治体のゴミ集積場に直接持ち込む方法もあります。
自治体の粗大ゴミ回収として引き取ってもらうには、電話またはインターネットで個別回収を依頼、自治体が指定する方法で回収料金を支払います。回収料金は、250~500円程度。自治体によって料金が異なるので、市町村のHPで確認するか、申し込み時に問い合わせてみることをおすすめします。
絨毯は筒状にまるめて、または折りたたんで、指定の回収場所に置きます。雨天の場合でも回収可能ですが、ビニール袋に入れるなどぬれないような工夫をしておくとよいでしょう。
自治体によっては、地域のゴミ集積場に直接絨毯を持ち込んで、廃棄処分してもらうことが可能です。絨毯が複数ある場合でも格安で処分できるのでとてもお得!ただし、自分で車で運べることが条件です。
自治体によっては対応していない場合もあるので、事前に市町村のHPなどでご確認ください。
実は、絨毯を無料で廃棄処分する方法があります。
薄手の絨毯なら、30センチ角(自治体によっては50センチ)以下のサイズにカットして、ビニール袋にまとめれば、燃えるゴミとして捨てることができます。この方法なら、回収手数料がかかりません。
ただし、自治体によっては、カットした絨毯を燃えるゴミに捨てることができない場合もあるので注意が必要です。じゅうたんをカットするのはかなり手間がかかるので、燃えるゴミとして捨てられるかどうかを確認してからカットすることをおすすめします。
とにかくすぐに処分したい、まとめて処分したいというような場合には、民間の不用品回収業者に回収処分を依頼する方法がおすすめです。
少し高めの回収手数料がかかりますが、土日祝日など都合に合わせて回収に来てもらえるのでとても便利です。
世界中で人気のペルシャ絨毯は、ペルシャ(現在のイランを中心としたルコ、パキスタン、アフガニスタンの地域)で作られる絨毯の総称です。
たくさんの種類のペルシャ絨毯の中でも、特に高い人気を誇るものをご紹介します。
ペルシャ絨毯が作られている地域にはたくさんの絨毯の産地があり、それぞれ独自の製法、模様、色合いの絨毯を制作しています。長い伝統を持つ産地もあれば、比較的新しい、オリジナルのデザインが魅力の産地などさまざまな特徴を持っています。
都市部で作られたもののほうが高級といわれており、中でも人気が高いのは次の5つの産地です。
・Qum(クム)
・Nain(ナイン)
・Tabriz(タブリーズ)
・Isfahan(イスファハン)
・Kashan(カシャーン)
ペルシャ絨毯は、サイズが大きいものほど高価になります。さまざまな材質のものがありますが、シルクを使った絨毯が高級品です。比較的リーズナブルなものの多くは、ウールで作られています。
人気の産地で手織りで作られた、伝統的なデザインのものが人気です。
クムやナインなど都市部で作られた絨毯に対し、遊牧民が作るノマディックと呼ばれるペルシャ絨毯が、近年人気を集めています。
その特徴は、オリジナルのデザインと、ウールを素材とした比較的リーズナブルな価格。ギャッベとキリムは、それぞれ遊牧民の部族が手作りしている絨毯で、素朴なデザインが魅力のギャッベに対し、キリムは独特の幾何学模様が特徴。それぞれ、製法や風合いも異なっています。
質の良い素材を使って長い時間をかけて作られた絨毯は50年、100年以上も使い続けることができ、セミアンティーク(オールド)、アンティークと呼ばれます。とても高値で取引されており、中には、美術館に飾られているほど貴重なアンティークもあります。
せっかく絨毯を売るなら、できるだけ高く買い取ってもらいたいですよね?査定でより高く評価してもらうためには、どのような工夫ができるのでしょうか。
自宅で使っている絨毯を、自宅で丸洗い、コインランドリーで洗う、クリーニングに出すといった方法でお手入れしているという方も多いのではないでしょうか。家庭で気軽に使う絨毯であれば、丸洗いしてしまうのが一番気持ちよく使えますよね。
ですが、材質や絨毯の種類によっては水洗いが不可となっているものもあり、高級な絨毯を洗うには絨毯を専門に扱うお店でのクリーニングが必要です。
正しい洗い方がわからない場合には、無理に洗わず、そのまま査定を受けることをおすすめします。
それでは、絨毯を査定に出す前にできることはあるのでしょうか?
長く保管していたような場合には埃を払って、掃除機で汚れを取ります。叩いて埃を落として風に当てる場合は、直射日光が当たらない場所で陰干しします。
目立つ汚れがある場合はシミ抜きをしますが、色落ちしてしまいそうな場合には無理にシミ抜きをする必要はありません。ペルシャ絨毯など高級な絨毯の場合は専門店でのシミ抜きの作業が必要なので、気になる場合は専門店で相談してみることをおすすめします。
使っていない絨毯や、買い替えなどで不要になった絨毯を処分する方法、お得に買い取ってもらう方法などについてご紹介しました。
絨毯を廃棄処分するにはどうしても手数料がかかってしまいます。高級な絨毯は中古でも高値で買い取ってもらえるケースが多いので、ぜひ、専門で査定を受けてみることをおすすめします。
回収内容についてお教えください。詳しくご記入いただくほど、良い見積もりが提案される確率があがります!
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