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日本以外にもゴミ屋敷ってあるの?世界のゴミ屋敷事情とは

どんなに高価な商品も、素晴らしい食べ物も、資源として使うことのできるさまざま道具も、きちんと管理されず、使われないまま長期間放置されると、ゴミになってしまいます。やがて物は腐り、悪臭を発し、害虫の温床となって、人々の生活を脅かす存在になっていきます。   家の中に大量の物をため込む事例は後を絶たず、ゴミ屋敷問題として大きな注目を集めています。日本の社会問題にもなっているゴミ屋敷問題ですが、しかしこれは、日本だけの問題なのでしょうか?   日本同様、大きな注目集めている、世界のゴミ屋敷事情についてご紹介したいと思います。    

1.ゴミ屋敷って日本だけじゃないの?

自宅の敷地内に、あるいは集合住宅の一室に、家財道具やどこからか収集してきた物の数々、ゴミなどをため込み、足の踏み場もないような状態にして、ゴミ屋敷を作り上げてしまう事例が多発しています。 ゴミ屋敷は、そこで暮らす本人だけでなく、近隣の住民にも、悪臭や害虫の大量発生、事故の危険性や健康被害など、さまざまな問題を引き起こします。   ゴミ屋敷を作り上げてしまう原因には、老化や病気、障害、多忙な職務などによる物理的なものもありますが、孤独・孤立・喪失感・不安感といった精神的なものが原因となっているケースが圧倒的に多いようです。 日本の、特に都市部においては、地域社会とのつながりを持たずに孤立して暮らしている単身者の数がとても多く、さらに、職場や親族との関わりもなく暮らしている人がゴミ屋敷を作り上げてしまうケースがとても多くあげられます。ゴミの片付けを望む近隣の住人との間にトラブルが発生しているケースも少なくありません。   このような、ゴミ屋敷の問題は、実は日本に限ったことではないのです。中国や韓国などアジアの国々、アメリカやイギリス、ヨーロッパ諸国など海外のさまざまな国々でも、ゴミ屋敷問題が多数発生しているようです。  

アメリカで問題となっているhoarding(ホーディング)とは?

hoard(ホード)は、貯蔵する、ため込む、蓄えるという意味の英単語です。アメリカでは、必要以上に物をため込んでゴミ屋敷を作る人のことを、hoarder(ホーダー)と呼び、日本同様、社会問題のひとつになっています。 Hoardingはホーディング障害、強迫性ホーディングと訳され、病的に何かをため込んでしまい、それによりさまざまなトラブルを起こしてしまう精神疾患のひとつとして認識されています。 ホーディングの問題を病気のひとつとしてとらえることで、薬物療法などの対策が研究され始めています。    

2.日本以外にもあった!海外のゴミ屋敷事情

photo-AC 世界中で報告されている、ゴミ屋敷の実例をご紹介します。  

ゴミ屋敷の住人がゴミの下敷きになって死亡

2017年、韓国のソウルで、ゴミ屋敷で暮らす40代の男性がゴミの下敷きになって死亡するという事故が発生しました。 近隣の住人の間でゴミ屋敷として知られていたその家の敷地内には、古物商を営む60代の母親があちこちから集めてきたさまざまな物やゴミが大量に積み上げられていました。売る予定だった品物はほとんど使われることのないまま長期間にわたって放置されて悪臭を発し、近隣の住民からゴミの撤去を求められていたということです。 近隣からの抗議にもかかわらず、ゴミは片付けられることもなく放置され、とうとう痛ましい事故が起きてしまいました。倒れている男性を母親が発見、救急搬送されましたが男性は息を引き取りました。  

歴史に名前を刻む、アメリカで最も有名なゴミ屋敷

1900年頃(日本は明治時代)、アメリカのマンハッタンで裕福な暮らしをしていた、ホーマー・コリヤーとラングレー・コリヤーの兄弟は、仕事を辞めて、家に引きこもるようになりました。母親が亡くなったことが、そのきっかけではないかと考えられています。 水も電気も止められた家に住み、ゴミを漁りながら生活。さまざまなものを家に運び込んで家の中に溜め込んでいたようです。二人は家の中で死亡、住民から警察への通報で発覚しました。二人の死後、住居からは120トンにも及ぶ収集物やゴミが運びだされたそうです。 兄弟の住居は取り壊され、コリヤー兄弟公園として現在も存在しています。  

ゴミ屋敷の片付けを行うイギリスの人気番組

イギリスでも、ゴミ屋敷問題は注目の的となっているようです。 ゴミ屋敷の片付けサポートを行うテレビ番組「Britain’s Biggest Hoarders」では、ゴミ屋敷の住人が抱えるさまざまな事情とともに、ゴミ屋敷片付けの様子を紹介。ゴミを集め始めたきっかけを紹介し、ゴミ屋敷の住人の心の問題にも焦点を当てています。    

3.海外で行われているゴミ屋敷対策

日本以外の国々では、ゴミ屋敷問題に対してどのような対策が行われているのでしょうか?   アメリカやドイツなどでは、州ごとに、いわゆる「ゴミ屋敷条例」が制定されているようです。アメリカではいくつかの州で、Anti-Hoarding Ordinance(アンチホーディング条例)と呼ばれる条例が制定されています。 中国でもゴミ屋敷問題が発生しており、あるケースでは、近隣の住民が裁判所にゴミの強制撤去を求める訴訟を提起。安全に生活する権利を侵害していることを裁判所が認め、ゴミ屋敷の強制撤去が行われました。    

4.日本で行われているゴミ屋敷対策

もし、自宅のすぐ近くにゴミ屋敷ができてしまったら、一体、どのような対処が可能なのでしょうか。 かつては、自宅の敷地内に物を保管することや、動物を飼う(繁殖させる)ことは、犯罪ではないので、警察に訴えたとしても対処は不可能でした。しかし、近年、多くの自治体が独自の条例を制定。ゴミの撤去勧告や、場合によっては強制撤去を行うことができるようになりました。 とはいえ、これらの対策はまだ始まったばかり。すべてのゴミ屋敷にすぐに適用できるわけではなく、実態の調査から始まり、少しずつ適用が検討されている段階です。また、このような条例を制定している自治体はそれほど多くはなく、まだまだ少数派。今後さらに、このような活動が広がっていくことが期待されています。  

日本の自治体で制定されている「ゴミ屋敷条例」

・「足立区生活環境の保全に関する条例」(2014/1) ・「京都市不良な生活環境を解消するための支援及び措置に関する条例」(2015/11) ・「神戸市住居等における廃棄物その他の物の堆積による地域の不良な生活環境の改善に関する条例(2016/10) ・「世田谷区住居等の適正な管理による良好な生活環境の保全に関する条例」(2017/3) ・「中野区物品の蓄積等による不良な生活環境の解消に関する条例」(2017/6) ・「横須賀市不良な生活環境の解消及び発生の防止を図るための条例」(2018/4) 他  

条例施行からわずか1年半でゴミ屋敷が半減?

兵庫県神戸市の例をご紹介します。 2016年に、いわゆる「ゴミ屋敷条例」を制定した神戸市では、制定後ただちに、ゴミ撤去の指導や勧告、市の職員などによるゴミ撤去を実施。およそ1年半で、問題となっていた市内のゴミ屋敷の数を半分にまで減らすことを実現しました。 市では、まず、病気など物理的な理由でゴミをため込んでしまっていたケースの解決に着手。必要な人に福祉サービスを提供することで、ゴミ屋敷の再発防止にも取り組んでいます。 そして、精神的な理由からゴミ屋敷を作り上げてしまっているケースについては、ゴミの撤去勧告に従わない持ち主の名前を公表するなど、より強固な対策を行っています。    

5.まとめ

photo-AC 日本と世界のゴミ屋敷事情についてご紹介しました。 日本だけでなく、海外でもゴミ屋敷問題は大きな注目を集めています。世界レベルで、今後さらなる対策が検討されていくのではないでしょうか。    

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