ごみ屋敷・セルフネグレクト・孤独死-名古屋の不用品回収は業界最安値出張回収センター

ごみ屋敷・セルフネグレクト・孤独死

こちらのコラムでも、今まで何度もごみ屋敷問題を取り上げてきました。

 

行政や自治体の働きかけ、自治体の条例改正などにより、ごみ屋敷を取り巻く環境は変わりつつあり、ごみ屋敷問題に苦しむ地域の方々にとっての大きな希望となっています。

しかし、根本的な問題の解決には至っていないというのが現状です。

 

住まいがごみ屋敷状態になってしまう理由はとしては、病気やケガ、多忙、精神的な病気や認知症などいくつもの要因が考えられており、対処方法はひとつだけではありません。

今回は、ごみ屋敷を作り出す原因のひとつとされる「セルフネグレクト」と、それに伴う孤独死の問題について、考えてみたいと思います。

 

 

1.ごみ屋敷に暮らす5つの理由

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どうしてごみ屋敷ができてしまうのでしょうか?

片づけが苦手だったり、ごみ捨てを面倒くさがってなまけていると、ごみ屋敷になってしまうと思いますか?

 

家の中にごみがあふれてしまう理由の多くは、単に、ものぐさだから、片づけやごみ捨てが面倒だからということではありません。ごみ捨てが一時的に滞っているだけなら、環境や状況が変われば自然と解決することが期待できるからです。

 

実際に自宅がごみ屋敷のような状態になってしまうのは、自力での解決が難しく、身の回りの世話ができない状態が長引いてしまうケースです。

ケガや病気で思うように体が動かせなかったり、高齢のためごみ捨てが難しい、認知症が進んでしまっているような場合に、ごみ屋敷化が進んでしまうことがあります。また、仕事や介護などの事情で家の片づけに手が回らず、ごみ捨ての複雑なスケジュールに対応できないというような理由から、ごみ屋敷状態になってしまうケースもあるようです。

 

<ごみ屋敷を作り出してしまう5つの理由>
1) ケガや病気で思うように体が動かせない
2) 高齢のためごみ捨てが難しい
3) 仕事などで忙しく、ごみ捨てができない
4) 認知症などで身の回りの世話ができない
5) 精神的な問題で身の回りの世話ができない

 

 

2.深刻なセルフネグレクト問題

一度ごみ屋敷状態になってしまったら、そこから抜け出すのは簡単ではありません。しかし、生活環境や仕事を変えたり、親族や公共のサポートを受けることで解決が可能です。

 

高齢や病気のため、認知症などで自分の身の回りの世話ができない場合は、施設への入所を検討することで、よりよい生活環境を整えることができます。仕事が忙しくてごみ捨てができない場合は、転職や、24時間ごみ出しが可能な住居に引っ越すなどの方法が有効です。

 

では、「精神的な問題で身の回りの世話ができない」場合はどうでしょうか?

 

明らかな病気や問題があるわけではなく、十分に自立した生活が可能な状態なのに、自分の身の回りの世話をしなくなっている状態を、セルフネグレクトと呼びます。セルフネグレクトの状態になると、身なりを構わなくなったり、きちんとした食事をとらなかったり、人との接触を避けるようになります。

面倒くさいから仕事をしない、家の外に出ない、人と会わない、身なりをかまわない、食事を適当に済ませる。こういったことが当たり前の状態になり、そこから抜け出すことがどんどん難しくなっていきます。

 

実際、深刻なごみ屋敷問題を引き起こしている方の多くが、セルフネグレクトの状態にあるのではないかと考えられています。

 

セルフネグレクトになってしまう原因とは?

健康的な食事をしたり、お風呂に入ってからだを清潔にしたり、社会的な行動をとったり、生きていくために必要なことをする意欲を失っている状態が、セルフネグレクトです。

このような状態になってしまう理由は、一体何なのでしょうか?

 

セルフネグレクトになってしまう原因として考えられているのは、経済的なことや生活、将来についての不安感。そして、地域や社会との関わりの薄さからくる孤独感などです。

家族、配偶者、大切な人やもの、目標を失った体験から次第に気力を失い、セルフネグレクトの状態に陥っていくと考えられます。

 

セルフネグレクト問題の解決が難しい理由とは?

自分一人で解決できる状態ではないわけですから、セルフネグレクトから抜け出すには、誰かのサポートが必要です。しかし、セルフネグレクトの状態に陥っている人が自分から助けを求めることはほとんどありませんし、近隣の人が手を差し伸べたり、公共のサポートが提供されたとしても、受け入れようとしないケースがかなり多くあるようです。

本人が解決を望んでいないということが、セルフネグレクト問題の解決を難しくしています。

 

そもそも、セルフネグレクトは病気ではないので、病院に入院したり、施設に入って生活をサポートしてもらえば解決できるわけではありません。繰り返し訪問して説得し、本人の気持ちに寄り添うことで、解決方法を共に探っていくことはできるかもしれませんが、それでも、必ずしも解決できるというわけではないのです。

 

 

3.ごみ屋敷の中で孤独死するケースとは?

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セルフネグレクト問題は、ごみ屋敷問題と大きく結びついています。

 

不安感や孤独感を抱え、セルフネグレクトの状態で家の中に引きこもっていたとしても、養ってくれる家族がいる場合や、同居しているのであれば、解決は可能です。しかし、一人暮らしの高齢者がセルフネグレクトになっている場合は、解決がかなり難しくなります。

 

セルフネグレクトからごみ屋敷になってしまう問題

高齢者のセルフネグレクトの場合、事態はさらに深刻です。

一人暮らしをしている高齢者の方が、金銭的に困窮したり、大切な人を亡くして意欲を失ってしまったり、不安感や孤独感からふさぎ込んで家に閉じこもりがちになってしまったら、どのようなサポートができるでしょうか?

配偶者や家族を亡くして身寄りがない、あるいは疎遠になっている場合、その状態に気づいて手を差し伸べてくれる人がいません。近隣の人とのかかわりがなければ、誰かに気づいてもらうこともできません。

 

ネグレクト状態が長く続くと健康を損なうだけでなく、生活環境が乱れ、家の中にごみや片づけられないものがあふれ、あっという間にごみ屋敷状態になってしまいます。喪失感や孤独感を強く感じている場合は特に注意が必要で、孤独感を埋めるためにものやごみを外から集めてまでため込もうとします。

こうして、近隣の地域全体に大きな影響を与えるごみ屋敷が出来上がってしまうのです。

 

ごみ屋敷の中で孤独死するケースが増えている?

社会との関わりを持たずに、ごみ屋敷の中で一人暮らしをしているセルフネグレクトの高齢者が、そのままの生活を続けていくとどうなるでしょうか?多くの場合、ごみ屋敷の中で孤独死を迎える結果になります。そして、誰ともつき合いがなく家に閉じこもっていた人が孤独死した場合、誰にも気づかれないまま長い間放置される可能性があります。これは、本人にとっても、周りの人にとっても、ものすごく悲惨なことです。

足の踏み場も、隙間もないほどごみやものが詰め込まれたごみ屋敷の中で孤独死した場合、遺体の回収作業、その後の家の片づけ作業がどれほど困難なものになるか、想像もつきません。

 

セルフネグレクトからごみ屋敷、そして孤独死へ続く流れを、どこかで断ち切って、ごみ屋敷の中で孤独死するという悲惨なケースを少しでも減らしていくために、私たちにはどのようなことができるのでしょうか?

 

4.まとめ

 

大きな社会問題となっている、ごみ屋敷。そして、セルフネグレクトからごみ屋敷状態に、さらには孤独死に至るケースについてご紹介しました。

 

内閣府の調査によると、65歳以上の一人暮らしの人の割合は著しい増加傾向にあり、2015年の調査結果では、およそ592万人の高齢者が一人暮らしをしていることがわかっています。国内の総人口が減り高齢化が加速していくにつれて、一人暮らしの高齢者の割合は、今後さらに増えていくでしょう。

最近の高齢者の方は皆さんとても若々しく、リタイア後も仕事をしたり、地域とのつながりを持ち、生き生きと生活しています。そのような方たちのコミュニティが広がっていくことで、孤独感からセルフネグレに至るようなケースを少しでも減らしていけるのかもしれません。

 

 

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