業務用のホットショーケース(保温ケース)は、コンビニやスーパー、屋外で食品を販売するさまざまな飲食店にとって、なくてはならない存在です。
今回は、コンビニなどで活躍する「業務用ホットショーケース」について、便利な使い方、人気メーカー、お得な処分方法などをご紹介したいと思います。
おにぎりやお弁当、ちょっとした買い物をしてコンビニのレジに並ぶと、ついつい、ホットショーケースに並ぶ食品を眺めてしまいます。
「コンビニの店頭で揚げ物などのメニューを買ったことがない。」
という方もいらっしゃると思いますが、買い物のついでに、ぜひ一度覗いてみてください。コンビニのホットショーケースに並んでいるのは、ただの唐揚げとポテトだけではないのです!
例えばセブンイレブンでは、いろんなサイズのポテトに、ハッシュポテト、地域によっては、焼き鳥やコロッケ、春巻きや揚げパンまで売っています。
フランクフルトは、あらびきフランク・BIGポークフランク・アメリカンドッグから選べますし、からあげげメニューは、食べやすさで人気のからあげ棒や、竜田揚げ、中にソースが入ったソースインチキン、ナゲット、手羽先、塩味から醤油、スパイスなど味も豊富。からあげだけでも、10種類以上のラインナップがそろっています。
ホットショーケースに並ぶコンビニのあたたかいお惣菜は、目の前に並んでいる商品を待たずにすぐに買えて、あたたかい状態ですぐに食べられるうえ、値段はとてもリーズナブル。
ランチのメニューに一品足したり、ちょっとお腹が空いたときにも、1個だけでも気軽に買える点も魅力です。
ホットショーケースが活躍する場面は、他にもたくさんあります。
例えば、公園やショッピングモールの広場など、屋外にオープンしているお店、キッチンカー(移動販売車)で運営している店舗などでは、食品をあたたかい状態で保管できるホットショーケースが欠かせません。
椅子にゆっくり腰を落ち着けて食事をする飲食店とは異なり、できるだけ待たずに買って、その場ですぐに食べたいというお客さんが多いので、ホットショーケースの中で保管しておいたあたたかい食品をすぐに提供できれば、お店にとってもお客さんにとってもありがたいですね。
業務用のホットショーケースは、とてもシンプルな機械です。
陳列棚が並ぶ透明なケースの中に、電熱式の遠赤ヒーターが設置してあり、電源を入れると庫内の温度が上昇します。温度設定は通常、60~70度。熱くなりすぎると自動的に電源が切れるサーモスタット装置がついているのが一般的です。
コンビニやスーパー、ファーストフード店やフードコート、屋外の売店などでホットショーケースを使用する目的は何でしょうか。
メリット1) 調理した食品をあたたかい状態に保つ
メリット2) 調理した食品を清潔な状態に保つ
この2点はとても大切ですね。
ホットショーケースがあれば、調理した食品を、あたたかい状態で清潔に保管することができるので、お客さんが来るたびに調理する必要がなくなります。お待たせすることなく、注文を受けてすぐにあたたかい食品を提供することができ、お店にとってもお客さんにとっても大きなメリットです。
でも、あたたかく清潔な状態で保管するだけなら、もっとコンパクトでシンプルな保温器を使うことができますよね。
ただの保温ケースではなく業務用ホットショーケースを使う最も大きな目的、メリットは、お客さんに買いたいと思ってもらうことにあります。
メリット3) お客さまの購買意欲を高める
つまり、おいしそうなあたたかいお惣菜をお客さんに見てもらうことで、買いたいと思ってもらうことが最も重要なのです。
業務用ホットショーケースは、全面または前後が透明なガラス製になっています。こうすることで、あたたかい状態で保管されている食品をお客さんに直接見てもらうことができます。
お客さんにとっても、今すぐ買えるのはどの食品なのか、いちいち店員に聞かなくても自分で確認することができるというメリットがあります。
業務用のホットショーケースには、食品をむらなくあたためておいしさをキープするための遠赤ヒーターがついているだけでなく、庫内に設置された蛍光灯で食品を明るく照らし、よりおいしそうに見えるような工夫がほどこされています。
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国内のさまざまなメーカーが、業務用ホットショーケースを製造販売しています。その中から、とくに高いシェアをほこる4社をご紹介します。
1976年設立。業務用厨房機器の製品販売を行っており、「適温を追求する技術」で、電気厨房機器の開発に力を入れている。
業務用ホットショーケースは、加湿機能を備えたものなど幅広いラインナップを展開しており、サービスエリアなどで多く使われている。
1949年創業。業務用厨房機器メーカー。
加湿機能付きの「電気湿温蔵庫」といったハイグレードな製品から、リーズナブルなものまで、幅広い種類の業務用ホットショーケースを販売している。
1964年創業。業務用サービス機器の製造販売会社。タオル蒸し器の老舗メーカーとして知られる。
目的に応じたさまざまな機能を備えた、業務用ホットショーケースを開発している。
1984年設立。食品用加熱機器の製造販売を行っている。
サイズで選べる、シンプルで使いやすい業務用ホットショーケースを展開している。
買い替えなどで不要になった、業務用ホットショーケースの廃棄処分を検討されている方は、ぜひ、査定を受けてみることをおすすめします。想像以上の金額で買取してもらえるかもしれません。
長く使っていたものや、多少汚れや傷がある場合は、高額での買取は難しくなりますが、廃棄処分するよりもずっとお得に処分することができます。電源が入らないなどの不具合がある場合でも、修理できるレベルのものであれば、無料で引き取ってもらえるケースもあるようです。
新品のホットショーケースは20万円前後~とかなり高額。お店をオープンするためには、家賃や設備費だけでなく、材料の仕入れやこまごまとした費用がたくさん必要になるので、厨房機器を中古で用意するというケースが多いのです。
中古の業務用ホットショーケースを売る場合、使用期間が短いもの、新しいものほど、査定で高く評価してもらえます。買替や処分の予定が決まったら、できるだけ早く査定を受けてしまうことをおすすめします。
また、見た目のきれいさが査定結果に大きく影響します。
毎日長時間使用する業務用ホットショーケースは、どうしても汚れがつきやすくなってしまいますので、普段からこまめにお手入れしておくことが大事です。
業務用ホットショーケースのお手入れ方法はとても簡単!清潔な布で汚れを拭きとるだけです。庫内の油汚れは、食器用洗剤を薄めた水で布巾を濡らし、固く絞って拭きとります。
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コンビニや飲食店で活躍する業務用ホットショーケースについて、利用するメリット、人気メーカー、お得な処分方法をご紹介しました。ぜひ、参考にしてみてください!
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